IT 未経験だし、エンジニアの志望動機は例文を書き換えて作ればいいのかな?でも、これでちゃんと自分らしいアピールになるのかなぁ…?
IT キャリアに興味はあるけど、未経験ゆえに「自分らしさ」をどう志望動機で表現すればいいか悩む方も多いですよね。
この記事では、例文に頼らず、AI を活用することであなたの個性が光る志望動機を作る方法をご紹介します。
この記事を読むことで、あなたならではのユニークな志望動機が完成し、自信を持ってエンジニア職に挑めるようになります!ぜひ読んでみて下さい!
- IT 歴 20 年のエンジニア
- 大学、研究所、自社開発企業でプログラミング、サーバ、ネットワーク、クラウド、社内情シスなどの多種の業務を経験
- 安定志向な性格で安心や安全が大好き
- 未経験者向けに 安定志向の IT キャリア入門 という情報発信中
- エンジニアに興味がある人に安心して IT キャリアを歩んでほしい!
未経験でも伝わる志望動機は作れる
IT 未経験な自分にはありきたりな志望動機しか書けないのでは? 未経験からの IT キャリア挑戦が、そんな想いからつまづいてしまう方もいらっしゃるかもしれません。でも大丈夫です。未経験であっても、あなたのことをしっかり伝えられる志望動機を作ることはできます。
この記事ではあなたが自分らしい志望動機を作るための、次の解説を行なっています。
あなたの次の疑問に応える内容を解説しているので、一番を興味を持ったところから読み始めてくださいね!
みんな例文や AI で似たり寄ったりの志望動機を作るんでしょ、と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな事はありません。
あなたには 20 年以上の人生経験があり、その中ではさまざまな人生観やキャリア観を培っています。無理に目新しくキラキラした志望動機を作る必要はありません。あなたが何を経験し、感じ、考えてきたか、そしてそんなあなたがなぜその企業や職種に志望したのかを 適切に伝わるように表現さえできれば良い のです。
未経験である以上、ポテンシャル採用が前提となるため、あなた自身のパーソナリティをしっかりと伝えることが重要になってきます。この記事で紹介する方法を参考に、あなたの自信にもつながる個性的な志望動機を一緒に作り上げていきましょう!
例文から魅力的な志望動機を作るのが難しい理由とその解決方法
未経験からエンジニアを目指す人のために様々な職種に向けた例文を紹介しているウェブサイトは多くあります。一見するとそれらを参考にすれば、それっぽい志望動機を作ることはできそうです。
しかし、実際に作ってみるとありきたりなものになりがちです。就職・転職活動に望む際には頼りない気持ちになってしまうのではないでしょうか。
ここではそうなってしまう理由と、それを乗り越えるためにどのように AI を活用するのが良いかを解説します。
理屈は良いのですぐにでも志望動機を作ってみたいよ!という方はこちらから読んで下さいね!
エンジニアに挑戦する未経験者のための志望動機作成ステップ
例文からスタートして志望動機の一貫性やオリジナリティを高めるのは高難度
あなたらしさを伝える個性的な志望動機を独力で作るには次のようなステップが必要になります。
- 志望動機の書き方の「型」を理解する。
- あなたの個性が伝わる、これまでの経歴や経験を書き出す。
- あなたが IT エンジニアを志した理由を書き出す。
- あなたが志望する企業や職種について調査する。
- 志望動機の「型」にあなたや志望先の情報を当てはめる。
- 志望動機の見直しと書き直しを行って一貫性とオリジナリティを高める。
結構大変では?と思ったのではないでしょうか。特に最後の一貫性とオリジナリティを高める、という部分はあなたらしさを伝えるキモの部分になります。
しかし、自分について文章を書く経験が少ない人にとっては ① 〜 ⑤ で力を使い果たしてしまったり、自分の文章を客観的に見直すことができないために ⑥ が十分に行えないということがよく起こります。
志望動機の例文は ① についての良い教材にはなるのですが、その後のステップをしっかりと行えないと、ありきたりで面接官の心に残らない志望動機となってしまいます。
りもじい自身も、自分が書いた文章には甘くなりがちです。「まあ頑張って書いたし。」という気持ちが働くのか、チェックのセンサーが鈍くなってしまうようなのです。文章を書いてきた経験が少ない人だと、センサーが鈍くなってしまうこと自体を自覚することも難しいのではないでしょうか。
AI の効果的な利用で創り出す個性的な志望動機
最近は AI で志望動機や、そのたたき台を作ることも定番化しつつあります。「AI 志望動機」と検索する人も多いようです。しかし、AI には残念ながら次のような弱点 があります。
- 個性がなく一般的で表面的なことしか表現できない
- 言葉の使い方や言い回しに不自然さが目立つ
この弱点を意識してか、例文の提示は AI に担わせるけど、オリジナリティを高めるための肝心な部分は結局自力でやるしかない、といった解説をしているサイトもあります。
しかし、次のメリットを活かすことで、AI は志望動機をあなたらしくブラッシュアップすることにも活用 することができます。
- 文章のたたき台を短時間で制作してくれる
- 多様な表現や言い回しを提案することで語彙力や表現力を補完してくれる
- 見落としがちなポイントについて提案してもらえる
- 客観的な評価を行ってくれる
- 何度でも書き直しを依頼できる
- 提案は採用してもしなくてもOK
ただし、これらのメリットを的確に活かすには、AI の長所と短所を理解して上手にツールとして利用するノウハウが必要になってしまいます。AI は触ってはみたけどイマイチ上手く使えないんだよね…、と AI に苦手意識を持つ方にとっては十分に高いハードルなのではないでしょうか。
りもじい自身もコンテンツ制作には AI を活用する身として、「AI 活用のハードルが高い問題を解決したい」という想いから、AI に詳しくない人でも個性的な志望動機制作に使える MyGPT を公開してみました。
この MyGPT が促す内容に沿って行動してもらうことで、自然と AI を活用しながら、あなたならではの志望動機が創り上げられていく仕組みになっています。
ChatGPT の利用経験がある方はすぐに使えるものになっていますが、未経験な方もご安心下さい。この次の エンジニアに挑戦する未経験者のための志望動機作成ステップ にて詳しく使い方を解説します。
この MyGPT に触れることで、ユニークな志望動機の制作が手軽にできるだけでなく、AI の効果的な利用方法も学べるので、ぜひ活用してみて下さいね!
エンジニアに挑戦する未経験者のための志望動機作成ステップ
では早速、ユニークな志望動機を作っていきましょう! ChatGPT を使い慣れている方はこちらのリンクをクリックして、いきなり作り始めてもらっても OK です。
ChatGPT を使ったことがない…、と不安な方は、アカウントの作り方から解説しますのでご安心下さいね!
MyGPT | ITキャリア志望動機クリエイター 使用準備
ChatGPT アカウントの準備
ChatGPT 自体はアカウントがなくても利用可能ですが、カスタマイズされた ChatGPT である MyGPT を利用するにはアカウントが必要 になります。アカウント作成自体は無料ですのでその点はご安心下さい。
アカウントは既にあって MyGPT は使えるけど、どう使うかは事前に知りたい! という方は 経験・エンジニアを目指すキッカケ・企業や職種に関する志望動機文章を制作 から続きを読み進めてみて下さいね。
では次の流れに沿ってアカウントを準備していきましょう。
右上の「ログイン」を選択してログイン画面に移動します。
ログイン画面では「サインアップ」を選択してサインアップ画面へ移動します。
こちらの「アカウント作成」画面から作業を進めていきます。
あなたが既に Google アカウント、Microsoft アカウント、Apple ID を持っている場合はそちらのアカウントと連携してログインすることが可能です。新しいパスワードを作る必要がないのでオススメです。ここではまずその方法を説明しますが、連携させずにアカウントを作る場合は メールアドレスを入力 をご覧ください。
既に複数のアカウントでログインしている場合はどのアカウントを利用するか選択する画面が表示されます。ChatGPT のログインと連携するアカウントを選択しましょう。
アカウントを連携する場合はこちらで作業は完了です。 無料版の制限について から続きをご覧ください。
「メールアドレス」の項目にあなたが利用しているメールアドレスを入力します。このメールアドレスには後で認証メールが届くので、実際にメールの受信と、その内容の確認ができるものにして下さいね。
「続ける」を選択すると、パスワードの入力を求められるため、パスワードを入力します。後ほどログインに使用するので、パスワード管理アプリに登録しておきましょう。入力が終わったら「続ける」を選択します。
登録したメールアドレスに次のような確認メールが届きます。メールアドレスが本人のものであるかどうかを確認するためのものですね。「メールアドレスの確認」を選択します。なお、メール文面内に記載される通り、有効期限があるため速やかに確認作業を完了しましょう。
「メールアドレスの確認」を選択すると、次のような画面が表示され、メールアドレスの認証が完了します。
アカウント作成はこれで完了しました。改めてログイン画面へ移動し、メールアドレスを入力して「続ける」を選択しましょう。
続いてパスワードを入力して「続ける」を選択しましょう。
最終的に次のような画面が表示されれば OK です。これで MyGPT を利用する準備が整いました。
無料版の制限について
無料版で MyGPT を使用する場合には 5時間で指示は10回までという制限 があります。制限がかかると次のように指示を入力可能になるまでの時間が表示されるので、その時間までは待つ必要があります。
なお、仮にページを閉じてしまっても、ログインし直せば中断していたところから再開はできるのでご安心ください。
待ちきれない!もっと使い倒したい!という方は有料プランの利用も検討してみましょう。
価格は約3,000円/月とサブスクサービスとしては割高な方ですが、使い倒せば十分に元が取れる実用性の高いサービスです。月額課金なので更新を止めれば翌月以降の費用はかかりませんしね。
準備お疲れ様でした!では早速 MyGPT | ITキャリア志望動機クリエイター を使っていきましょう!
経験・エンジニアを目指すキッカケ・企業や職種に関する志望動機文章を制作
MyGPT | ITキャリア志望動機クリエイター を開くと次の画面が表示されます。「クリックして志望動機作成を始めましょう!」を選択することで志望動機制作が開始されます。
なお、AI なので、ここでお伝えした流れと異なる挙動をすることもあります。回答がイマイチと感じたら改めて MyGPT | ITキャリア志望動機クリエイター を開き直してみて下さいね!
あなたのこれまでの経験を伝える
あなたの自己 PR 文を作るため、まずはあなたのことを教えてください。現職のことはもちろん、学生時代や趣味やボランティア経験など、まずは思いつくものを入力します。
丁寧な文体で文章にするのは MyGPT がサポートしてくれますので、箇条書きで良いのでいろいろ羅列してみましょう。
入力が終わると、3 つほど自己 PR 文章の案が提示されます。提示されたものの中で良いなと思ったものをコピーし、メモアプリに保存しておいて下さいね。
なお、気に入ったものが全くなければ、「こういう具体例を入れてほしい」、「現職でのこの頑張りをフォーカスしてほしい」など要望するとそれに基づいた新しい提案を行ってくれます。また、3 つの候補のどれかを選ぶだけでなく、気に入った表現をいいとこ取りをしても OK です。
MyGPT には 3 つの提案について参考のために自己採点させていますが、点数の高低で採用を決めるのではなく、あなたの印象を大切にして下さいね。
あなた自身のことがいい感じに表現できる自己 PR ができたら、「次へ」と入力しましょう。次は IT エンジニアを目指すキッカケやそのための取り組みについての制作に入ります。
IT エンジニアを目指そうとしたキッカケは?
あなたがエンジニアを目指そうと思ったキッカケや、現在取り組んでいること、またはこれから取り組もうとしていることを入力しましょう。
ここでも 3 つの提案が行われます。AI の協力のもと、キャリアチェンジという挑戦をするに至った経緯と、あなたの意欲や情熱が伝わる文章を制作しましょう。
しっくりくる文章ができたら メモアプリに保存 し、「次へ」と入力して次のフェーズに移りましょう。
志望している企業と職種に関してチェック
志望している企業と職種に対してなぜ興味を持ったのか、あなたの素直な気持ちを入力してみましょう。言葉にならなければ「なんとなく良さそう」から始めても OK です。興味が向くのは直感や勘から始まることが多いですからね。言語化は AI にサポートしてもらいながら進めましょう。
ここでも 3 つの提案が行われます。提案の内容を確認してみて、あなたの気持ちにしっくり来るものを選びましょう。違和感を感じるようなら代案を要望しても大丈夫です。
また、この MyGPT はウェブ検索機能を有効化しているため、企業や職種について調査を依頼することも可能です。あなた自身がリサーチすることも重要ですが、「この企業の成長可能性は?」、「この職種では何が重視される?」といったことを手早く知りたい場合は活用してみて下さいね。
あなたの意気込みをうまく表現した文章ができあがったら、ここでも メモアプリに保存 し、「次へ」と入力しましょう。次はいよいよ一貫性やオリジナリティについてのブラッシュアップを行います。
一貫性とオリジナリティのある志望動機へのブラッシュアップ
一貫性とオリジナリティを高めることで、志望動機はありきたりなものから、あなたにしか書けないものに生まれ変わります。ここでは MyGPT のサポートを受けながら、あなたがどんな人間で、どのように IT キャリアに興味を持ち、なぜその企業と職種を志望するのか、それらを密接につなげ合わせていきましょう。
一貫性のある志望動機へのブラッシュアップ
あなたがこれまでメモアプリに保存した、自己PR、エンジニア志望理由、企業と職種に対しての志望理由、を入力します。
ここでは、MyGPT は一貫性における改善点を 2~3 程度指摘し、改善例を提示します。
提案の採用可否についてはあなたに決定権があります。あなた自身が MyGPT の提案に共感できるのであれば、その提案は採用してメモアプリに保存している志望動機をアップデートしましょう。改善例も参考までに提案しますが、これが最善とは限りません。あなたにとってしっくり来るフレーズに書き換えてみて下さいね。
このフェーズでは、志望動機を入力すると、MyGPT は常に改善点を指摘する仕組みになっており、MyGPT は完成を宣言しません。あなた自身が読んでみて、論理的に違和感がないなと感じるか、これ以上の改善は今のところは難しいと感じたら、「次へ」と入力して次のフェーズに移りましょう。
あなたならではのオリジナリティのある志望動機への仕上がりを確認
ここでも、あなたがこれまでにメモアプリ上でアップデートしてきた志望動機を再度入力します。
コピペする機会が多く手間に感じるかもしれませんが、これは ChatGPT がデータの中身をどんどん変えてしまう挙動への対策になっています。最新版の志望動機は常にメモアプリに保存するようにして下さいね。
今回は、MyGPT はオリジナリティに関する改善点を 2~3 程度指摘します。
先程の指摘と同様、今回もあなたが提案について採用可否を判断し、改善例を参考にしながらメモアプリ上の志望動機を更新します。
「この内容は世界中見回しても自分しか書けない内容になってる!」というところまでいけると理想的ですね。
自分はそんな特別な存在じゃないよ、と思われるかもしれません。しかし、① あなたの個性や経験、② IT への興味や行動、③ 志望先の企業や職種への想い、といった 3 つの要素を掛け合わせることで、志望動機のオリジナリティは高まり、ユニークなものにブラッシュアップされていきます。アイディアをひねり出すのは AI に頼りながら、色々試してみましょう。
ここでも、完成度が高まったら「次へ」を入力しましょう。
志望動機の完成へ
あと一息で志望動機が完成します。最後に締めと冒頭の文章の制作を進めていきましょう。
志望動機の締めと冒頭の文章を制作
志望動機には、締めの文章と、全体を一言で伝える冒頭の一文を入れることで面接官の印象がグッと良くなります。
それぞれが次の役割を担うことで、読み手の負担が減って読みやすく印象に残る志望動機となるためです。
- 冒頭の文章
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志望動機で伝えたい事が一言でまとまっているので、まずこれだけ読めば良いことが分かります。面接官も多くの応募者に対応せねばならないため、効率的にインプットできる内容はそれ自体が歓迎されます。
- 締めの文章
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志望動機の中ではあなた自身のことや、新しい活躍の場への意欲、組織への貢献のイメージなど、あなたの魅力を伝える事になります。ただ、そのまま終わってしまうと、読み手は何のためにこの話されてたんだっけ?と戸惑ってしまいます。
これまで伝えてきたのは何のため?を改めてあなた自身が最後にグッと一押しする事で、面接官の頭の中で伝えた内容が結びつき、あなたの魅力がしっかり印象に残るようになります。
直感的には、冒頭の文章→締めの文章と作っていくように感じるかもしれませんが、 実は逆の順で作った方が一貫性が高い 仕上がりになります。先に締めの文章を作り、その文章も全て統括した上で冒頭の文章を作るわけですね。この MyGPT でもその流れで作っていきます。
メモアプリに保存している志望動機を入力します。締めの文章について 3 つの提案がされるので、いいとこ取りしてあなた好みの締めの文章を作りましょう。作ったものはメモアプリに保存している志望動機の末尾に追加します。
「次へ」を入力すると再度志望動機の入力を求められます。締めの文章も含めた志望動機全文を入力して下さい。繰り返しで手間ではありますが、もう一息で完成です!
ここでは冒頭の文章が提案されます。こちらもあなたにしっくりくる文章を取捨選択して下さいね。
完成した志望動機の総評
最後に、完成した志望動機全文を入力してみましょう。MyGPT があなたの志望動機の優れた点を伝えてくれます。
AI が伝えてくれた、あなたの志望動機のステキなポイントはしっくりきたでしょうか。重要なのは あなた自身がその志望動機に満足しているかどうか です。AI が提案してくる内容について、ありきたりじゃない? グッとこないな、なんて感じたりすることもあるかもしれません。でも実はそれがとても重要な感覚であり、志望動機を改善するヒントになっています。あなた自身がゼロから文章をひねり出すよりも、AI に提案させた方が簡単に違和感に気づくことができます。
この志望動機制作のプロセスは一度きりのものではありません。志望企業や職種が変われば、あなたのどの個性や経験を強調すべきかも変化します。志望動機はあなたのことを繰り返しアピールしてくれるエージェントになりますから、定期的なアップデートも心がけてみて下さいね!
ここで紹介した志望動機の新しい作り方は、あなたの新しい魅力も引き出してくれることでしょう。この記事では最後に、その志望動機を活かして面接に成功するための方法も紹介します!
志望動機を活かして面接に成功するための心得
あなたが志望動機を作ってきたのは、就職や転職活動においてあなたの魅力を分かりやすく伝えるためでしたね。ここからは志望動機を活かして面接に成功する方法を解説します。
面接成功の秘訣についてはこちらの記事に詳しくまとめていますが、ここではその内容のダイジェストをお伝えしていきます!
深堀りした自分のホンネを大切にする
志望動機の文章を何度も練り直すことで、あなたが大切にする事も徐々に言語化できたのではないでしょうか。そこから浮き彫りになったあなた自身のホンネはぜひ大切にして下さい。
面接の場に出ると、採用されたい想いや、それでなくとも人によく見られたいという感情から、つい相手の価値観に寄った発言をしたくなります。もちろん相手に寄り添うことも大切な姿勢なのですが、その一方であなたのホンネもそれと同じぐらいに大事にして下さいね。
これはキレイ事や「べき論」としてお伝えしているわけではありません。あなたがどれだけ吟味したとしても、新しい環境で厳しく苦しい場面に出会う事は必ずあります。そんな時にはついあなたの本性やホンネが表に出ることになります。
面接の場で自らを偽らずに伝える事は、そんなあなたを受け入れてくれる環境か否かを見分ける上でとても重要です。
ただ、会社の思惑とあなたの希望が対立するように感じると、困ってしまいますよね。そんな時にはお互いの落とし所をうまく探していくことが大切です。先ほど紹介した記事 では、例を挙げてその解決方法も紹介しています。どうやったら?という方はぜひ参考にして下さいね。
IT への興味関心を行動に移す
志望動機の中では、あなたが IT 分野へどのように興味を持ったのか、言葉にしましたよね。そこから一歩踏み出して、ぜひ何かしらの行動に移すことも取り組んでみて下さい。何かを成し遂げようとするのはハードルが高いですから、ちょっとしたことを始めてみましょう。
独学でプログラミングを学び始めたり、無料のオンライン講座を視聴したり、書籍を読んでみるなど、方法は色々あります。ちょっとしたことでも、「やってみた」ことで、あなたは積極性と成長意欲を示すことができます。
未経験という立場では実績で示すことができない分、行動の量が成長の可能性を示すことにつながります。行動の手段や、それをどのように伝える方法があるかについても 先ほど紹介した記事 で詳しく紹介しています。
なお、プログラミング学習については一つの記事にまとめています。こちらもぜひ参考にしてみて下さいね!
面接官と協力して面接を成功させる
面接は、面接官と協力して一緒に成功させる姿勢で臨んでみましょう。面接官はあなたを評価する立場である一方、あなたもまた面接官を通じて企業を評価するわけですから、実は対等な立場にあります。
あなたがその企業で長く活躍していくには、その企業が目指す方向性に賛同し、チームの仲間たちと協力関係を築いていく必要があります。面接官に合格をもらおうという意識だけでは、あなた自身を歪めて伝えることになりかねず、その姿勢が面接官に違和感を与えることにもつながります。
あなたがどのようなバックグラウンドを持ち、なぜその企業を志望したのかは、志望動機をブラッシュアップする中で、あなたの頭の中でも明確になっているはずです。その認識を面接の場では伝え、面接の場でしか分からないような直の声を面接官から聞き、面接官とともにあなたと企業とのマッチングが望ましいものかを見極めましょう。
面接の場に臨む際の心構えや、IT 人材採用に関わる面接官が何を望んでいるのかについても 先ほど紹介した記事 で詳しく紹介しています。こちらも読んでもらって、しっかり志望動機を活用して下さいね。
志望動機をしっかり作り込むことで、あなた自身の考えが深堀りされ、また明確になります。そして、それはより良い面接にもつながっていきますり
志望動機を通して自信を深めて IT エンジニアへの一歩を踏み出そう!
今回の記事では、 IT 未経験からエンジニアを目指す人が個性的でユニークな志望動機を作れるようになるため、次のポイントを解説しました。
「志望動機をどう作ったら良いかわからない」といった方や、「ありきたりな志望動機にしかならない」とお悩みの方の助けになったのであれば幸いです。
志望動機をしっかりと練り上げることは、あなたの個性やこれまでの経験の価値を言語化するプロセスでもあります。キャリアチェンジの際の未経験さゆえの不安は誰しも感じますが、未来に役立つ経験はあなたの中に既に数多く育まれているのです。
「なぜ IT エンジニアを目指すのか」「自分がエンジニアとしてどう成長していきたいのか」といった未来への希望を書くことももちろん大切ですが、それだけでは抽象的でありきたりな志望動機になりがちです。あなたがこれまで培ってきた経験を AI の力も借りて掘り起こし、自信を深めましょう。そして、その自信が面接での説得力や熱意となり、面接官もあなたにより強く魅力を感じてくれるようになります。
この記事を通じて、あなたが志望動機を制作しながらあなた自身の魅力を自覚し、自信をつけて安心して IT キャリアへ挑戦してくれることを期待しています!
それでもやっぱり未経験な分野へのキャリアチェンジは不安だな…、という方はこちらの記事も参考にしてくださいね!不安の原因を 7 つに分類し、それぞれの解決策をまとめています!
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