

未経験からエンジニアになっても、勉強は続けなきゃいけないし、仕事でついていくのも大変…? それに未経験でちゃんとした会社にはいれるのかな…?
ITキャリアに興味があっても「未経験からのエンジニアはやめとけ」と言われると、知らないことが多い分だけ、不安になりますよね。
実際のところ、「やめとけ」と言われるのにも一定の理由があります。しかし、IT業界やエンジニアを取り巻く環境を理解し、適切に対応することで、未経験からでもエンジニアとしてやっていくことは十分可能です。
この記事では、未経験からエンジニアになるのはやめとけと言われる理由を 3 つのポイントにまとめ、それを乗り越える 7つの解決策 をお伝えします。
この記事を読むことで、未経験からエンジニアを目指す際に感じる不安が解消され、安心してエンジニアを目指す道筋が見えてきます。ぜひ読んでみてくださいね!


- IT 歴 20 年のエンジニア
- 大学、研究所、自社開発企業でプログラミング、サーバ、ネットワーク、クラウド、社内情シスなどの多種の業務を経験
- 安定志向な性格で安心や安全が大好き
- 未経験者向けに 安定志向の IT キャリア入門 という情報発信中
- エンジニアに興味がある人に安心して IT キャリアを歩んでほしい!
未経験エンジニアはやめとけと言われる理由とは?


「未経験エンジニアはやめとけ」と言われる理由は様々ですが、まとめると大きく3つに整理できます。
この記事ではまず初めに、これらがなぜ未経験からのエンジニア挑戦を避けるべき原因と言われるのかを経験者目線で解説します。



やめとけの理由の解決編は記事後半に載せていますが、すぐに知りたい!という方のために、やめとけの理由のすぐ下に解決編へのリンクを用意しています。気になる方はそちらからどうぞ!
【やめとけの理由A】 エンジニアとして勉強し続けるのは厳しいよ?


エンジニアは技術の進歩が著しいIT業界で仕事をすることになるため、基礎を学んだ後も継続的な勉強が必要と言われています。しかも、学ぶべき技術は日々増えていきます。その結果、ITキャリアを選んだが最後、引退するまで勉強が続くよ。その覚悟がないのならやめとけ、こういった声になってしまう事があるわけです。
また、未経験からのプログラミング独学は挫折しやすい、という声もあります。実務経験が無いため、具体的な目標がないままに始めてしまい、学習コンテンツの膨大さの前に力尽きてしまうことも少なくありません。
そういった課題を解決するため、オンライン学習プラットフォームではモチベーションを高めるためにスキルレベルや称号を設定しているものもあります。しかし、就職や実務で決定的に有利になるものではないことから、挫折を防ぐ解決策としては弱いのが現状です。
未経験からエンジニアになる人はこのような勉強へのプレッシャーに耐えられる?挫折しちゃうかもよ?このような心配からやめとけ、と言われてしまうわけです。
【やめとけの理由B】 未経験からエンジニアになっても仕事についていくのは大変だよ?


やる気を認められて未経験から晴れてエンジニアになったものの、すぐに戦力になれるわけではありません。
IT エンジニアという職種は、指示通りに正確に作業をこなすことよりも、コンピュータやネットワークを活用して効率よく再現性のある仕組みを作り、生産性を向上することが求められています。
ルーチンワークを例に取って説明してみましょう。ルーチンワークも最初の頃は上手くはできないものです。訓練によって誤りなくテキパキと実行できるようになることは一つの成長と言って良いでしょう。しかし、エンジニアに期待されるのはそのルーチンワークそのものをシステム化して人の負担を減らすことなのです。
あなたがエンジニアとしてチーム配属された当初は、ルーチンワークに近い初歩的な仕事が与えられ、その達成に全力を尽くすでしょう。作業を何度も繰り返せば、たいていはその作業そのものは確実にこなせるようになります。しかし、実はそこはまだ入口よりも手前だったりします。その仕事の目的を深く理解し、技術を学んでより良い仕組みに組み替えようという段階になってようやくエンジニアとしての第一歩がスタートするのです。
こう言われてしまうと、IT エンジニアきっつくない?と思う方も少なくありませんよね。しかも、長時間労働や休日や夜間の勤務も少なくないという話もあります。きつい状況を目の前にして自分は耐えられるのだろうか?そう不安に思っても不思議はありません。
こういった状況から、未経験でこういった大変さを知らない人がメリットだけを見てエンジニアを挑戦するのはリスクが高いよ、やめておいた方がいいよ、そういう声が生まれているわけです。
【やめとけの理由C】 未経験からではまともな会社には入れないかもよ?


勉強や仕事に関する不安もさることながら、未経験からエンジニアを目指す際に気になるポイントとして、まともな会社に入れるの?もよく指摘されますね。
企業の立場からすれば、実績ある経験者を採用した方が確実です。それに対して未経験者の採用にはリスクが伴います。未経験者が成長してしっかり働いてくれないと、企業は採用や教育のコストを回収できずにマイナスの影響が残ってしまうためです。そうならないためには、採用した人がエンジニアとして一人前に育ち、さらにその人に掛けた教育コスト以上の貢献を会社にもたらす必要があります。



未経験で入った人をせっせと育ててようやくエンジニアとしての実力を身に着けた!と思ったら、早々に転職して出ていってしまった…、みたいな状況は、会社からすると悪夢なわけですね…。
じゃあ経験者のみを採用しようか?と考える企業もあります。しかし実績ある IT 人材は引く手あまたなため、転職志望者は報酬や労働環境への希望水準も高く、企業側には非常に高い採用力が求められます。そのような中途採用一本で IT 人材を確保できる企業は一握りであるため、IT 人材を求める大半の企業は、未経験者の採用も視野に入れざるを得ない現実があります。
しかし未経験者の採用にはさきほど説明したリスクもつきまといます。多くの企業は、次のような対策によってリスクを抑えようとしています。
- 未経験のエンジニア志望者向けの採用プロセスの最適化
- 未経験者の成長を促進するための教育環境の拡充
- 一人前になったエンジニアが居続けたいと思う企業風土の醸成や労働環境・福利厚生などの改善
- スキルレベルが低いうちでも貢献できるビジネス環境の整備
これらはどれも重要な施策になります。① は会社と応募者が入社後に良い関係を築ける可能性を高め、② はエンジニアの成長を手助けし、③ は定着率を高めます。④ によって「一人前」のハードルを引き下げることはコスト回収の点で企業にプラスなだけでなく、エンジニアも早いタイミングで「役立てている」という実感が得やすくなります。
しかし、どうやらこのバランスが極端な企業も存在するようです。④ に強固な対策が取られる一方で、① と ② がおろそかな企業では、未経験から入社したエンジニアにとって成長がしづらく、「使い捨て」のように扱われているように感じるエンジニアも出てくるかもしれません。



SES という業態についてネガティブな声が多かったのは、このようにバランスが極端な企業が少なくなかったからではないか、とりもじいは分析しています。最近は SES 業界でも ①、② を強化する企業も増加しているようです。
その他の例を挙げれば、③ の施策が不十分な組織ではせっかく育てたエンジニアがどんどん離職してしまうでしょうし、④ の対策が手つかずという企業は、未経験から入ったエンジニアの多くが「まだまだ力不足…」という感覚を払拭できず、指示待ちで消極的なエンジニア集団が形成される可能性が高まってしまいます。
これらの施策は、どのようなバランスが黄金比というわけではありません。採用される人の個性や希望によって、合う合わないも異なるでしょう。しかし、成長のサポートがもっと欲しかったのに、働きやすい環境だったならもっと長く働きたかった、早いうちから一人前と扱ってもらって実務を経験したかったのに、こういうミスマッチによるネガティブな体験が「未経験からのエンジニアはやめとけ」という声を生む土壌になっていると言えるでしょう。
「やめとけ」を乗り越えて安心して IT キャリアへ進む 7つの方法


ここまで、未経験からのエンジニアはやめとけと言われる理由の代表格について、りもじいの見解を述べてきました。技術の先進性や職務の特殊性、そして人材不足を背景とした、IT 業界ならでは理由があり、やめとけという声にも一理あるように感じます。
しかし、りもじい自身は IT に 20 年以上携わる中で、未経験からでもエンジニアとして成長し、活躍できる人には共通する考え方や行動があることに気づきました。それらを整理し、体系的にまとめたのが、これから紹介する 未経験からでも安心してエンジニアになるための 7 ステップ です。
「自分もやっていけるのだろうか?」と不安を感じている方は、ぜひこれから紹介する 7 つのポイントを参考に行動してみてください!



7 つの解決方法について、この記事ではその要点をお届けしていきます。詳しいことはまた別の記事や動画にまとめていますので、詳しく知りたいポイントを読んでみてくださいね!
① 楽したい気持ちと何に役立つかを意識して無理せず学ぼう! (理由Aを解決!)
継続的に学習し続けるの必要なのは実は怠惰さ!?


あなたは勉強についてどんなイメージを持っていますか?「楽しい!」と思える方は心配いりません。ここをスキップして次に進んじゃってもOKです。一方で、「しんどい」「大変」「学生時代に頑張ったからもう遠慮したい」、こういった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ネガティブなイメージが強いのは、学習をオトクな解決策を低コストで入手できる手段ではなく、義務として認識しているためです。「将来いつかどこかで役に立つはず (たぶん)だからやらなきゃ」といった漠然とした目的意識での勉強は、実践的な知識として定着しにくいですし、モチベーションも上がりませんよね。IT技術のように日々新しい情報が出てくる分野ではなおさらでしょう。
りもじいがオススメするのは、いま取り組んでいる事をもっと簡単に・もっと楽にしたいという「怠惰さ」を学習のモチベーションに利用する方法です。あなたの生活や仕事が少しでも楽になり、浮いた時間や労力を好きなこと・やりたいことに充てられるとするなら、学習にも意欲が湧いてきますよね。
IT学習でそれを実現するには、身の回りにある当たり前を見直して「課題」としてリストアップし、「こんな技術があればいいのに」を「待つ」スタイルが有効です。どんなIT技術が流行りなのかというアンテナを張っておいて、「これはもしかしたら?」というものに絞ってインプットしましょう。当たり外れはありますが、それでも闇雲に無尽蔵のIT技術を「追う」スタイルよりもはるかに簡単にIT学習ができるようになります。
詳しいやり方こちらの記事にまとめてあります。興味を持った方はぜひ参考にしてくださいね!





時間がない方は記事からリンクされている動画をながら聞きしても OK ですよ!
具体的で小さい・役に立つ目標でプログラミング独学を成功させよう!


IT業界への挑戦を考えている人の中には、まずプログラミングを独学してみて、自分と IT の相性は合うのかどうか、事前に探ろうと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような試みは素晴らしいのですが、「どこまでやれば十分なのか?」が漠然としていて不安な方もおられるかと思います。
実は独学の成否は、意外とシンプルに判断できます。あなたの身の回りの問題をプログラミングで解決できていれば、それが独学の成功と言えるのです。ここではその理由と、そんな独学がなぜ重要かについて、プログラマーの実力との関係と絡めて解説していきます。



独学成功のための具体的な方法も解説してますのでぜひ読み進めてみて下さいね!
いまはプログラミング学習も手軽に始められるようになりました。Progare や ドットインストール、paiza などのオンライン学習プラットフォームを利用することで、すぐにプログラミングの独学を始めることができます。それぞれ無料から始められますし、有料プランでも月額 1,000 円程度です。
オンライン学習プラットフォームではゲーミフィケーションを駆使するなど、学習する人のモチベーションを高めるための様々な工夫も凝らされています。課題をクリアしていくことで、スキルに関する称号のようなものが付与されるものもあります。そういうものって楽しいので、つい課題を進めたくなっちゃいますよね。



りもじいが IT に関わりだした時は、サーバやネットワーク機器の準備、そしてOSや実行環境のインストールを終え、教材としての本を購入して、ようやくプログラミングの学習が始められました。いまの学習環境は素晴らしいですね。
では、そのような仕掛けさえあれば誰しもが独学に成功できるかというと、そこまで単純ではないのが実情です。学習コンテンツが豊富ということはそれだけクリアすべき課題も多いということです。全てクリアできる人の方が稀であり、どこかで行き詰まってしまう方が普通ではないでしょうか。
また、どこまで課題を解けば「独学に成功した」と言えるのでしょう。課題を全て解ける、または何かしらのレベルに到達すれば独学成功になるのでしょうか。
りもじいは本業のプログラマーではありませんが、Python, Ruby, Perl といった言語を独学しました。paiza の S ランク課題を余裕でポンポン解けるわけでもないですし、それぞれの言語で知らないこともたくさんありますが、それでも 仕事や生活をより良くできる実用ができているので、独学も成功したと認識しています。独学に成功している方の多くも同様でしょう。
「実用さえできればレベルに依らず独学成功ってズルくない?」そう感じる方もおられるでしょう。しかしそれこそが独学の強みなのです。「独」は一人という意味ですが、つまりその目的をあなたが自由にして良いということも意味します。義務教育やテスト勉強では、「独ではない」他者が設定した課題を乗り越えてきましたよね。しかし独学ではそのゴール自体をあなたが設定できるのです。
すると今度は、「そんな自由なものなら就職の時に役に立たないんじゃない?」そう考える人がいても不思議ではありませんね。この記事を読んで下さる方の多くは IT 転職の一環としてプログラミング独学を考えているでしょうから当然の疑問です。その疑問に答えるため、ここからは、プログラマーの実力の測り方を参考に独学の価値を再確認していきます。
IT 転職の際に、応募や面接の場で伝える事が、「どのような手段で」✖️「どのような問題解決に貢献したか」という情報です。プログラマーであれば、扱ってきた言語やフレームワークであったり、どのようなプロジェクトやプロダクトに関わったのか、その中でどのような役割を果たしたのか、そういった内容になるでしょう。
IT業界の歴史もそれなりになりつつありますが、残念ながらいまだに、エンジニアの実力を示す統一的で計測可能な指標はないのですね。それは技術が多岐に渡る上、求められる仕事もどんどん変化するためでしょう。足元が動くので、その上で固定化された指標を定義することはなかなか困難というわけです。したがって、手段✖️実績がとても重要になってきます。
つまり、立派な実績を作りにくい独学ではエンジニアとしての高い実力を示すことは難しい、ということになります。逆に言えば、これこそが IT キャリアにおいて実務経験や実績というものが重視される理由でもあります。
こう言ってしまうと、「だったら独学なんて IT キャリア挑戦において無意味じゃない?」そう思う方もおられるでしょうが、実際にはそんな事はありません。まず、あなた自身のプログラミングへの向き不向きが簡単に判断できます。プログラミングへ興味が向くかどうかは、実際に手を動かしてみればすぐ分かります。自分が作ったロジックが結果を生むことに面白みを感じたなら、充分に素養があります。そして、プログラムという仮想空間上のロジックを、自らの現実の問題の解決に適用できたという実績は、たとえ小さくともテスト問題を解くことに対して一線を画す違いを示すことにつながるというわけです。
さて、話が長くなってしまったので要点をまとめておきます。
- プログラミング独学にチャレンジすることは、適性の見極めや、課題発見力を示せるなどの理由で、未経験からのエンジニア挑戦の成功率を高めるうえでとっても有効
- エンジニアとしての本当の実力は、複雑で高度な課題解決が必要な実務を担うことで初めて得られるものなので、独学で得ることには期待しない
- 独学を始める時にはオンライン学習プラットフォームはオススメ。ただし、実績を得られるわけではないこと、極めることに実益はないことには注意
- 小さいことでいいので、あなたの生活がちょっと豊かになったり、ちょっと楽になるあなたの問題解決をプログラミングで実現できれば独学成功。その技能を手軽なツールとしてそのまま使い回しても良し、実務に携わるなどして鍛え上げてあなたのキャリアを押し上げる力にするのも自由!
ここまでの話で、IT 未経験だと理解しにくい、プログラミング独学のIT転職における価値が腑に落ち、あなたの「独学やってみようかな」という思いを後押しできたのであれば幸いです。
なお、ここまでの話は独学成功とはなんぞや?その価値とは一体?という概念的な話がメインでした。「独学成功には具体的にどうすればいいの?」も気になりますよね。そのカギは、学びの動機を「自分を含む誰かの役に立つこと」に設定し、具体的で小さな目標を設定することです。こちらの記事では、りもじい自身の独学成功・失敗の体験談も交えながら、その方法を詳しく解決しています。あなたが独学成功する助けになるのでぜひ読んでみてくださいね!


② 貢献を優先して信頼を得てからじっくり成長しよう! (理由Bを解決!)


未経験からのエンジニア挑戦の最初のハードルは、スキルや経験が不足しているために、「自分は役に立てていないのでは?」と無力感に苛まれてしまうことです。もちろん会社側も未経験者を採用する以上、戦力化に時間がかかることは折り込んでおり、当初は勉強に集中させたり、学習の側面が高い業務に就かせる場合が多いでしょう。その一方で、あなたの成長へのプレッシャーもかなり強いものになります。
すくすく成長できたら良いのですが、運の要素も少なからずあります。割り振られる仕事の難易度や種類、組織の教育方針や育成実績、そしてそれに対してのあなたの適性や性格的な相性によって成長のスピードは変わってくるでしょう。
問題なのは、周囲が許容できるスピードで成長できなかった場合です。その場合、それまでかけられていた教育コストを打ち切られる可能性もあります。そこでさらにあなた自身が「周りの足引っ張ってる…?」そういう思いに駆られると、精神的に萎縮して行動力も低下し、成長は鈍化して負のスパイラルに陥るハメにもなりかねません。そんな状況は誰しも避けたいですよね。
そこでオススメするのが、りもじい自身が数度の転職において実践してきた「今すぐできること」で貢献できることから積極的に行動する、という方法です。IT チームの業務はプログラミングだけではありません。直接のエンジニアリングだけでなく、ドキュメント整理やミーティングの調整、関係部署とのコミュニケーションなどの関連業務もバランス良く処理していく必要があります。あなたは IT 未経験であっても、これまでのキャリアで既に様々な経験をしていますよね。「これなら自分でもやれるんじゃない?」と感じる作業も必ずあります。
「IT エンジニアとして一人前になるのが先じゃない?」そう感じる方もおられるでしょう。しかしIT スキルを高めることのみにフォーカスするアプローチは、先程の成長停滞の負のスパイラルに陥ると抜け出すのが困難になります。逆に一見すると遠回りにも見える、りもじいオススメの方法は安全性が高く、ITエンジニア挑戦の成功率を高める効果があります。
あなたが自ら積極的に周囲に貢献するメリットは、早期に良好な人間関係を築けることです。仮にあなたのITエンジニアとしての成長が遅くとも、そこで築いた関係性はあなたを必ず助けてくれます。より粘り強くあなたの学びを支援してくれる人が現れたり、自分では気づいていなかったあなたの強みを引き出す仕事に出会うチャンスが広がったりするのですね。このような、いわば IT キャリアにおけるセーフティネットは、あなたが IT 人材として成長できる可能性を飛躍的に高めてくれます。
例えば、りもじいが技術者として初めて就職した研究所でまず真っ先に取り組んだのが、会議スペースも兼ねていた上司の部屋に溢れていたダンボールの後片付けでした。次の民間企業ではエンジニアブログの立ち上げや運営なども行いました。学生時代にある程度 IT に触れており全く未経験ではありませんでしたが、研究所や企業で即戦力になれるIT技術もなかった分、今できることを積極的に見つけ、まずはチームの役に立つことを意識して行動していました。お陰さまでその活動を通じて周囲の人との良好な関係性を早い段階で築くことができ、その後の本格的な IT 技術者としての仕事でも多くの協力を得ることができました。



未経験から IT キャリアに挑戦して成功している人を何名か知っていますが、やはり早い段階から周りの人に貢献して良い関係を築いていました。結果的に IT エンジニアとしての力量も順調に身につけ、現場でもしっかり活躍していましたね。
未経験からのエンジニア挑戦で具体的にどのような貢献の仕方があるの?と疑問な方はこちらの記事もご覧下さい。貢献内容についての例を示し、実践する方法を詳しく解説しています。他にも学びや収入に関しての「厳しい」を避けて安全に IT キャリアにチャレンジする方法が紹介されています。未経験からの不安を和らげ、安心して取り組めるようになるので、ぜひチェックしてみてくださいね!


③ リスクを管理していざという時に備えよう! (理由Bを解決!)
きつい状況もチャンスに変えて成長しよう!


エンジニアとしての力を身に着け、会社に貢献して認められるようになったとしても、仕事の中できつい場面は必ず訪れます。納期のプレッシャーで長時間労働になったり、突発的なトラブルの対応を余儀なくされるなど、IT 技術者あるあるな事柄ですが、未経験から挑戦を考える身としては「そんなきつい状況に耐えられるのかな?」と不安になりますよね。
しかし、きついシーンは上手く乗り越えられれば成長のチャンスにもなります。活躍している先輩エンジニアもまたそのような状況を乗り越えて今があります。そうはいっても、どのようなことが起きるのか、全く未知の状況では不安も尽きませんよね。事前にリスクを想定し、対応策を準備したり心構えをしておくことで IT キャリアへの挑戦はかなり安全なものになります。
こちらの記事では、りもじい自身が IT エンジニアとしてかつて「きつい」と感じた事例をベースに、その時に自分に起きたリアルな出来事とその対応策を解説しています。


この記事の中では、データベースシステム移行の納期のプレッシャーに押しつぶされそうになったことや、休日や夜間のイレギュラー対応でプライベートが犠牲になりかけたこと、さらに技術者特有の鋭くきつい指摘で萎縮しそうになった事例を紹介しています。りもじい自身がこの状況を打開した秘訣に加え、それを参考に未経験から IT キャリアに挑戦する人が「きつい」状況をチャンスに変える実践的アプローチも合わせて紹介しています。



きつい状況に陥ったらどうしたら?と不安な方はぜひご覧下さい!事前にリアルな状況を頭に浮かべ、それを解決するイメージが持てれば、いざ本当にそういった事が起こった際にも落ち着いて対応ができるようになりますよ!
後悔することになったらどうしよう…?そんな不安も事前の対策で解決できる!


未経験の職種へのキャリアチェンジは勇気が要りますよね。それは様々な不安を振り払う必要があるからでしょう。とりわけ不安なのが、「この選択が誤りで後悔することになったらどうしよう」ということかと思います。身体を壊したりメンタルをやられたり、一人前になれない、年収が増えない、最悪クビになったら…?などと考えだすと怖くなっちゃいますよね。
どんな時に深い後悔にさいなまれることになるのか、それは「詰んだ」と感じる時でしょう。戻ることも進むこともできない、もうどうしようもない、そう思った瞬間、つい「なんであんな選択をしたんだ」そう過去の自分を責め、後悔という感情に支配されてしまうことになります。
逆に「まだ何か手立てがある」、そう感じることができれば、つらい感情は和らげることができます。むしろ、「これをやらなきゃ」という意欲に駆り立てられ、後悔などほとんど感じないかもしれません。
IT 転職で後悔しそうな事態というのは、実はほぼパターン化できます。それらの後悔に陥るパターンへの対処法を理解していれば、後悔に陥ることはありません。あなたは状況を好転させるためのアクションを着実に進めることができるでしょう。
こちらの記事では、後悔するかもしれない、次の 6 つのシナリオについての具体策をまとめてあります。一度読んでおけば IT 転職の不安がかなり解消できます。ぜひ読んでみてくださいね!
- 体を壊す・精神的に病む
- IT 技術がオワコンになった
- クビになった
- 人間関係に耐えられない
- 成長を見込めず自信喪失
- 給料が上がる見込みがない





こちらの記事は、民間の IT 企業に転職後、4ヶ月でクビになったりした経験もある、りもじい自身の体験も交えたものになってます。後悔することへの漠然とした恐怖が和らいで行動しやすくなりますので、ぜひ読んでみてくださいね!
④ IT企業の多様性を知ってあなたに最適な道を選ぼう! (理由Cを解決!)


企業が IT 未経験者をエンジニアとして採用する場合には、次の 4 点で企業側のリスクを抑えることは記事の前半で説明しました。では、あなたはどう行動することで、あなたのキャリアを安全で確実にできるのでしょうか。
- 未経験のエンジニア志望者向けの採用プロセスの最適化
- 未経験者の成長を促進するための教育環境の拡充
- 一人前になったエンジニアが居続けたいと思う企業風土の醸成や労働環境・福利厚生などの改善
- スキルレベルが低いうちでも貢献できるビジネス環境の整備
これらの企業側の施策は、未経験からエンジニアに挑戦する人にとって次のようなメリットとデメリットを生じさせます。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
①採用プロセス最適化 | 採用後のミスマッチが発生しにくい | 応募者にとっては狭き門になる |
②教育環境拡充 | 会社のフォローにより学習の始め方で迷わずに済む | 画一的な学習を押し付けられるように感じる可能性あり |
③環境や風土の改善 | 職場にいて安心を感じる可能性が高くなる | 居心地の良い文化に物足りなさを感じてしまう可能性も |
④ビジネス環境整備 | 早い段階で実務に携われる | 作業が優先されスキルアップの機会が減る可能性も |
つい、①〜④のすべてが高い企業を探したくなりますが、ここに挙げたように物事には必ず良い面と悪い面があります。どのメリットが大切で、どのデメリットは許容できるのか、それは人それぞれ異なります。あなたにとって重要な事は何なのか、その優先度をつけることが、 IT 転職を成功させるコツです。
ここで一つの実例として、りもじいが転職した際に重視した点と許容した点も紹介しておきます。
- 重視したポイント: ③ 環境や風土の改善、④ ビジネス環境整備
-
職場の雰囲気はかなり気にしていましたね。荒々しい言動への耐性は低い方なので、落ち着いて仕事ができるかどうか?という点は大切でした。また、実務経験が少なく、早く経験を得なければと考えていたため、早い段階で実務に携われることも重視していましたね。
- 許容したポイント: ① 採用プロセス最適化、② 教育環境拡充
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早めに次の職場に移る必要があった転職だったこともあり、狭き門はむしろ避けていました。また、学ぶ取っ掛かりは掴めているという自信があったため、教育環境についてはほとんど気にしていませんでした。
りもじいのこのような企業の選び方は結果的には成功しました。早めに実務で貢献できたことが功を奏し、自由度が高い働き方や学び方を選ぶことができました。そのおかげもあって、その企業では10年以上にわたって働くことができ、スキルアップや年収アップも実現できました。
もちろん、どれだけこだわって選りすぐった企業や職場であっても、入社してみたら実態が違った、という可能性はゼロにはなりません。しかし、企業は様々な観点で比較できることを知り、あなた自身にとって何が大切なのかを整理してから転職に望むことで、入社後に活躍できる可能性は確実に高まります。



未経験からの職探しではそこまで多くの選択肢がない、という場合もありますが、その場合にも職場や働き方の傾向を知っておけば、事前の対策や心構えをしておくことも可能になります。
ここでは、企業が未経験者を低リスクで雇用する取り組みを例に挙げて、一つ一つの職場にも様々な違いがあるという事をお伝えしました。しかし、実はその他にも様々な違いがあります。
こちらの記事では、IT 業界の労働環境の多様性を詳しく解説しています。その他にも収入やAIの影響などについて「やめとけ」と言われる理由とその解決方法を紹介しています。「どのIT企業も似たり寄ったりに見える…」と不安な方は、ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね!


また、IT 業界といえばその職種の多さも特色ですよね。こちらの記事ではりもじいが実際に務めていた、インフラエンジニアやクラウドエンジニア、社内情シスや運用エンジニアのリアルを詳しく解説しています。また、一緒に仕事をしたことのある、プログラマーやテストエンジニア、PM や SE について、りもじいから見た良さや大変さも併せて紹介しています。「どの職種を選べばよいか分からない…」と迷っている方はこちらもぜひご覧ください!


⑤ あなたの個性を上手に伝え Win-Win な関係性から始めよう! (理由Cを解決!)
あなただけの個性的な志望動機を AI の協力で準備しよう!


「この企業に入りたいな」そう思えたなら、次はその会社への応募を考えましょう。ただし、多くの人が困るのが志望動機です。「エンジニア 志望動機 未経験 例文」で検索して調べる人も多く、何を伝えたら面接の成功につながるのか分かりにくいのが現状のようです。やはり「実績がないのに何を書いたら良いの?」という点がその大きな要因と言えるでしょう。
企業や面接官は、志望動機から応募者の本音や個性を知りたいと考えています。例文は志望動機の「型」を知る上では役に立つものの、その内容に引っ張られてしまうと、似たりよったりの没個性的な志望動機になりかねません。また、自分自身のことを文字にして伝える機会は就職や転職といったタイミング以外にはあまりないですよね。書き慣れていない人も多いため、「それっぽいものが書けた」時点で満足してしまったり、力尽きて「もうこれでいいや」になってしまうことも少なくありません。本来はそれを面接官視点でチェックし、あなたが本当に納得するまでしっかり書き直すことで、面接官に対してあなたの個性が伝わる志望動機になります。
志望動機を作り慣れていない人はぜひ AI の利用を検討してみてください。上手に使えば、あなたらしい個性的な志望動機を作る強力な手助けをしてくれます。しかし AI の利用を単に「楽がしたい」というだけで始めてしまうと、結局はありきたりなものができ上がってしまいます。AI っぽい不自然さが残った文章をそのまま志望動機として渡してしまうと、「AI でテキトーに作ったのかな」とネガティブな印象すら与えかねません。
AI には志望動機として面接官が読みやすい型に沿って下書きを作ることをお願いしましょう。つまりあなたの立場を AI に担わせるわけです。あなた自身は何をするかというと、面接官にあなたの個性や経験が伝わる事を意識して手直しします。改善案が思い浮かばない場合は AI に問題点を指摘するだけでも様々なアイディアを提案してくれます。そんなやり取りをしていく内にあなたの中でしっくりくる表現も浮かんできます。
なぜあなたは IT エンジニアを志そうと思ったのか、なぜその会社やその職種が良いと思ったのか、過去の経験や価値観と結びつけて具体的に説明することが大切です。AI には思いついたことを箇条書きで渡すだけで、それなりの精度の文章を作ってくれます。これだけでもかなり文章を作る労力を削減でき、そこで生まれた余力をクオリティ向上に振り向けることができるようになります。
ただこのような説明だけでは、AI に慣れてない人にはちょっとツラいですよね。そういう方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。ChatGPT のアカウントの作り方から志望動機の完成まで、記事を見ながら手を動かせるよう分かりやすくまとめています。記事からリンクされている動画では、りもじい自身がやり方を実演しています。どんな風に志望動機ができていくのか興味がある方はぜひ動画もチェックしてみてくださいね!


面接では行動力と歩み寄りの姿勢を示そう!


「これは自分にしか書けない個性的な志望動機になった」そう思ったら、その志望動機でいよいよ企業に対して応募していくことになります。しかしここでも、「面接でどうアピールすればいいのか分からない」と悩む方も少なくないですよね。
面接の場で重要なのが、自ら成長しようとする姿勢を行動で示すことです。なぜかと言えば、企業側が未経験者を採用する際に注目するのが意欲と行動量だからです。どれだけ教育体制を整備しても、本人の興味と積極性なしには IT エンジニアが育たないことを会社もよく分かっています。プログラミング独学や GitHub での制作物の公開、ブログでの情報発信など、自らの意思でアウトプットしていることを示すことが効果的です。



そういったものを見せることはシビアなツッコミを受けるキッカケになるから怖い…、ということもあるかと思いますが大丈夫です。そこで満足な回答ができなければダメ、というわけではありません。面接官はあなたがどのような問題意識で取り組んだのか、難しい問いにどう向き合うのかを知りたいのです。何を考えて取り組んだのか、あなたの言葉で伝えようと努力することが大切です。何も無いより断然印象がアップしますよ!
面接の場でもう一つ重要なのが、対話を通じて歩み寄る姿勢です。企業側もあなたと面接する以上、あなたに少なからず期待することがあります。あなたの望む方向性がそれに 100% 合致していればラッキーですが、たいてい何かしら期待の齟齬はあるものです。面接の場ではそのすり合わせを行うことになります。
大切なのはまずあなた自身の希望はしっかりと言葉にして伝えることです。会社が期待する姿になるよう、自分を押し殺すことは一見すると面接成功につながるように感じるかもしれませんが、その方法では入社後に長続きしません。あなたが望むキャリアはどのようなもので、そのために会社にどのように貢献したいと考えるのかを伝えましょう。
その上で、会社側の期待とあなたの希望をすり合わせ、落とし所を探ります。会社側としても「期待に 100% マッチする人材以外はお断り」と割り切れるところはそうそうありません。多くの面接官は「ではこの人はどの部署で何を担ってもらえれば活躍してくれるだろう?」と一緒に考えてくれます。あなたも一緒に協力してこれを考えることが、本当の面接成功に繋がります。
実はこのような粘り強く対話する姿勢は、IT エンジニアという立場でも必要になります。機能追加やユーザー体験改善といった利用者の要望に応えながら、システムを経済的で効果的に発展させるには、システム内部を理解しているエンジニアが関係者と議論することが欠かせません。実態を知らない人の言われるがままにプログラミングしているとすぐ破綻してしまうのですね。そういった要望もあるため、面接官としても「この人とは議論していて話が噛み合うな」そう感じる人に対しての印象は格段に高まります。
ここで挙げた面接を成功させるための方法ですが、より詳しい内容はこちらの記事で解説しています。IT に関する取り組みのアウトプットの仕方や、お互いの主張の落とし所の探り方について、実践方法も紹介しています。IT 企業で採用にも携わったりもじいの経験を元に、未経験からエンジニアを目指す人のための面接対策をまとめているので、ぜひ参考にしてください!


⑥ 社会に与えるIT技術の影響の大きさを実感しよう!


ここまで、未経験からIT業界へ飛び込み、エンジニアを目指す際の様々な不安を解消する方法について紹介してきました。その一方で、「IT 技術は将来にわたって求められるもの?」、「IT スキルはオワコンにならない?」といった IT の将来性への疑問が残る方もおられるでしょう。
結論から言うと、現状の社会への普及はまだまだ序の口であり、ITの力は今後さらに社会を広く深く変えていく、というのがりもじいの考えです。スマホや SNS で生活や社会の在り方に大きな変化が生まれ、「イノベーション」とも呼ばれていますが、その恩恵をすべての人が受けているわけではありません。また AI の登場で著作権や情報の信頼性について新しい問題も生まれました。オンラインで多くの人がつながることができるようになった一方で、オフラインで直に顔を合わせて交流することの大切さを見直す動きも出ています。
新技術が登場し、そのために生まれた新しい社会的問題とその解決が繰り返される状況は今まさに起こっていますし、今後も続くのでしょう。そしてそのたびに IT は社会インフラに徐々に溶け込み、少しずつ社会もより良く変わっていくことになります。
その核となっている IT 技術のプロフェッショナルに対してのニーズは今後増えこそすれ減ることはないでしょう。もちろん、IT の間近にいる分、具体的な作業の内容は変化することが求められます。同じ作業を繰り返すだけで安泰、ということにはなりません。しかし、変化が求められるのは IT 企業や IT 職種に限りません。いまや医療や金融、教育や行政など、あらゆる現場でデジタル技術の活用による変化が起こっていますからね。いずれ IT への対応が必要になるなら、むしろエンジニアとして実務を通して IT の事を深く理解した方が、ある意味楽ができるとも言えるかもしれません。IT の現場で得た知識や経験、そしてそこで高められたリテラシーは、仮に別の職種にキャリアチェンジした際にも、必ず活きてくることになります。
IT 技術が及ぼす社会への影響については別の記事も詳しく解説しています。こちらの記事では IT がその登場から現代まで、どのように社会貢献をしてきたのかという内容を、IT に詳しくない人にも読みやすくまとめています。IT 技術の将来性を不安に感じる方はぜひ読んでみてくださいね!





IT というものがどれだけ世の中に影響を及ぼしているか、ご理解いただけたのなら幸いです。いまから IT キャリアへの転職を考えている方も、全然遅くはありません。興味を持ったなら、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
⑦ エンジニアになることで未来の安定も得られる!


最後に、IT エンジニアの魅力についても改めて触れておきましょう。「なぜ IT エンジニアになろうとするのか」それをあなた自身が理解していることは、 IT キャリアを歩む際の力強い原動力になりますからね。
エンジニア職のメリットをりもじいなりに一言で表現すると、それは未来の安定が得られることです。目先のメリットが強調されることが多いですが、経験者としては長期目線で安心や安全が得られるという点が最大のメリットではないかと考えています。
まず、IT エンジニアとしてのスキルを磨いて実績を積めば、年収アップしやすいですし、働き方の選択肢も広がります。また、IT の現場にいれば自然とリテラシーも高まっていきますので、IT によって変化する社会や生活に安心して備えることもできるようになります。さらに、実務を通じて身につけた、 IT を活かした問題解決能力や生産性向上スキルは、新しいキャリアへの挑戦も力強くサポートしてくれます。
エンジニアになることのメリットについて、より詳しい内容はこちらの記事にまとめています。りもじいの実体験も交えた内容を IT 未経験の方にも分かりやすくまとめています。IT エンジニアになることのメリットについてピンとこないな、という方はぜひ読んでみてください!


なお、「未経験エンジニアが増えすぎている」という声を聞くことがあるかもしれませんが、実際には ITエンジニア全体の需要は依然として高く、多くの企業が人材を求めています。実態は、「エンジニアが多すぎる」のではなく、「企業の期待に応えられるスキルを持つ人材が不足している」という点にあります。
こちらの記事では、その内容を詳しく解説しています。なぜ「未経験エンジニア増えすぎ」の声があるの?という疑問が解消し、未経験から IT エンジニアを目指す具体的アドバイスも紹介しています。ITキャリア挑戦への安心感が高まりますので、ぜひ参考にしてみてください!


「やめとけ」を道しるべに安全なルートを選べば未経験でも安心してエンジニアになれる!


「やめとけ」という声もある未経験からのエンジニア挑戦ですが、現実問題として IT 人材は不足しており、IT 業界の未経験者の受け入れは必須なのが現状です。では「やめとけ」を無視したら良いのかというと、それはもったいないと考えます。それらの声は、新しく変化の大きい IT の世界の実態を色濃く表しているものだからです。
なぜ「やめとけ」なのかを知り、未経験者にとってのリスクを抑えること。そして、IT ならではのメリットを最大限に活かすために行動することが重要と考え、今回の記事をまとめてみました。
キャリアチェンジに不安を感じるのは当然のことです、あなたが感じるその感情はとても大切なシグナルであり、あなたが安心して安定したキャリアを描くために重要な指針となります。
この記事はあなたの不安に応え、安心して次の一歩を踏み出す後押しができたでしょうか。あなたが望むキャリア形成の一助になったのであれば幸いです。悩むこと、調べること、考えること、行動してみること、全てはあなたの可能性を広げることにつながっていきます。しっかりと備えて IT キャリアに挑戦してみてください!



ここまで読んでいただきありがとうございました!安定志向のITキャリア入門ではブログ記事と動画で、IT転職を考える未経験の方に向けた情報を発信しています。文章と動画、お好みの方法でインプットできるようにしていますので、ぜひ他の記事や動画も参考にしてみてくださいね!
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