エンジニアのメリット3選!経験者のリアルを未経験者向けに徹底解説!

IT エンジニアにはどんなメリットがあるの? 年収や働きがいは実際にはどうなんだろう? 果たして将来性はあるの…?

IT業界に興味はあるけど、エンジニアになることのメリットが具体的にイメージできず、一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、IT エンジニアとしてのキャリアの年収や働きやすさ、実生活へのメリット、さらには次のキャリアに有利な点を、IT キャリア 20 年のりもじいの実体験を交えながら詳しくお伝えします。

この記事を読むことで、エンジニアになることで得られるメリットがしっかり理解でき、IT キャリアへの第一歩を安心して踏み出せるようになりますよ!

この記事を書いた人
  1. IT 歴 20 年のエンジニア
  2. 大学、研究所、自社開発企業でプログラミング、サーバ、ネットワーク、クラウド、社内情シスなどの多種の業務を経験
  3. 安定志向な性格で安心や安全が大好き
  4. 未経験者向けに 安定志向の IT キャリア入門 という情報発信中
  5. エンジニアに興味がある人に安心して IT キャリアを歩んでほしい!
目次

エンジニアのメリット = 未来の安定を得られること

りもじいが IT に 20 年関わった経験から、エンジニア職のメリットを一言で言うなら、それは 未来の安定が得られる ことです。

未来の安定はどのようにして得られるのか、それは次の 3 つにまとめることができます。

  • 働きやすく年収アップしやすい
  • IT 社会での生活の安心が手に入る
  • 次のキャリアを切り開くための IT スキルが得られる

りもじい自身、リモートワークやフレックスタイム制での業務を経験し、2人の子どもの子育てと両立しながら 10 年以上エンジニアを務めることができました。年収もスキルや立場に伴ってしっかりと高めることができました。

また技術者として働くことで自然と身についた IT リテラシーは、 現代の IT 社会の生活を安全で便利に過ごすためにも役立っています。例えばセキュリティの知識はウェブサービスを利用する際の安心感を高めてくれています。さらにその安心感が、ヘルステックやフィンテックなどと呼ばれる新しい技術の活用を積極的にさせてくれます。

そして何より、IT の経験はその次のキャリアへの挑戦を強力に後押しする力になっています。りもじいは現在、 エンジニアに興味を持つ人が安心して IT キャリアにチャレンジするための活動をしています。りもじいのアイディアや経験を、それを必要とする人へ届けるには、オリジナリティの高いコンテンツを効率的に生産する必要があります。20 年培ってきた経験のお陰で、生成 AI を始めとする様々な IT ツールを効果的に利用することができています。

りもじい

この記事では、この 3 点についてさらに詳しく、具体的に解説します!

りもじい自身が実感している、IT キャリアが未来の安定を生み出しているという感覚を、ぜひあなたも追体験してみて下さいね!

働きやすく年収アップというメリットが見込めるエンジニア職

実体験とデータで伝える IT 業界の働きやすさ

子育て & 共働き & IT エンジニアを両立した 10 年

りもじいの家庭は夫婦でフルタイム共働き世帯なのですが、そんな中でも 2 人の子供を育ててこれたのは、就職した IT 企業の働きやすい環境のおかげでした。

業務の大半でリモートワークが可能だったため自宅から仕事ができ、通勤時間がない分を家族との時間に充てられました。またフレックスタイム制にも対応していたおかげで、家族の体調不良などへも柔軟に対応できました。

会社の勤務形態に合わせて、業務スタイルも柔軟にアップデートできたことも幸いでした。IT チームでは各自の予定を予定管理ツールに入力して共有できるようにしており、またオンラインでのミーティングの参加可否もツール上で表明することが文化的にも徹底されていました。コミュニケーションも状況に応じてチャットツール、ビデオ会議を使い分けられており、これらのおかげでリモートワーク環境でも生産性を高めることができました。

近年は生産性が落ちたとしてリモートワークを廃止する企業も少なくないようです。りもじいの場合は、生産性の向上で継続された柔軟な勤務形態のお陰で、家庭と仕事とをバランスよく充実させることができました。

リモートワーク、フレックスタイム制導入の割合が高い IT 業界

ここまでりもじいの実体験をお話しましたが、「りもじいが所属した会社の環境が良かっただけじゃない?」と疑問に持つ方もいらっしゃるかと思います。りもじいは確かにラッキーでしたが、IT 業界が他の業界よりも働きやすい傾向はデータからも確認できます。

こちらのグラフは、それぞれテレワーク (=リモートワーク)、フレックスタイム制の産業別の導入割合を示したものです。情報通信業 (=IT業界) における導入の割合はその他の業界に比べてかなり高いことが伺えますね。

統計調査データ:通信利用動向調査:報道発表資料 | 総務省 の資料の 1 つである 令和5年通信利用動向調査の結果 の『4 テレワークの導入状況等(企業)』より引用させていただきました。
就労条件総合調査14 産業・企業規模、変形労働時間制の採用の有無、変形労働時間制の種類別企業割合 | e-Stat 政府統計の総合窓口 の 2020 年のデータを用い、産業別のフレックスタイム制導入企業の割合をグラフ化しました。

IT エンジニアの年収アップのリアル

統計データで見る IT 技術者の年収アップ傾向

次に示すグラフは、経済産業省がまとめた実態調査結果のレポートから引用したものです。エンジニア職の年収アップはスキルレベルが強く関連することが見てとれますね。

IT 関連産業の給与等に関する実態調査結果 | 経済産業省 (国立国会図書館インターネット資料収集保存事業 のアーカイブデータより) の 『IT関連産業における給与水準の実態②』より抜粋させていただきました。

りもじいの年収アップのリアル

さて、りもじいの年収の推移はどうだったかというと、実は概ねこの平均年収の通りでした。社会人を始めた際はレベル 1 を少し下回る程度で、その後コツコツとキャリアを積み、会社内で幹部にまでなると、レベル 5 に近い年収までアップしていました。

調べてみて、概ね一致していてむしろ驚いたのですが、会社としても相場を意識した給与設定にしていたのかもしれませんね。

りもじい

IT 業界の働きやすさと年収アップの傾向についてはこちらの記事の後半で具体的にまとめています。詳しく知りたい方はご覧下さい!

IT 社会での生活の安心が手に入る

ここからは、IT エンジニアとしての経験が、普段の生活の安心感に高めてくれるという話に移ります。

現代社会における IT リテラシーの重要性

スマホでアプリを使ったり、SNS で情報を発信したりする日常の中で、「これ、本当に大丈夫?」と不安に感じたことはないでしょうか。 ニュースで報じられるフィッシング詐欺や個人情報の漏えいといったトラブルは決して他人事ではありません。わたしたちが便利なサービスを使う裏側では、常にプライバシーや資産が危険にもさらされています。

このような時代には、IT リテラシーが重要な役割を果たします。IT リテラシーとは、インターネットやデジタルツールを安全かつ効果的に使いこなすための知識やスキルのことです。

IT リテラシーは交通安全に例えれば、交通ルールを知ることや、偶発的な危険を考慮した行動 (青信号でも左右を確認してから渡るなど) に当てはまります。危険性がゼロにはならないものの、リスクとその対策を適切に認識することで、わたしたちはこの車社会においても日常生活で強い不安を感じることなく生活できていますよね。IT 社会も車社会と同様、利用者にとって完全に安全な状態にはなりませんが、一定の IT リテラシーを身につけることでかなり安全に生活を送ることができます。

しかし、 IT の社会への浸透は近年急速に進んでおり、家庭や学校での教育で十分にカバーするのは難しいのが現状です。IT リテラシーは個々人が自力で身につけなければならない 状況はしばらく続いていくでしょう。

エンジニア職で自然と高まる IT リテラシー

でも、IT リテラシーを高めるのってちょっと大変そうですよね…。本で勉強したり技術情報を追いかけるのは、日々忙しい中で片手間にはなかなかできません。しかし、IT エンジニアとして働くことになると、IT リテラシーは日々の業務を通じて自然に高まっていきます。

ここでは、りもじい自身の実体験として、自社サービスの開発に関わることでセキュリティに関する IT リテラシーを高められたお話をします。

あなたがサービスを選ぶ際は、利便性やコスパを第一に確認すると思います。しかし、意識するしないは別として、安全で安心に使えることが大前提、という人が大多数ではないでしょうか。ではそのために、サービスの提供側に求められることはなんでしょう。お客さんが安心して利用できるよう、まずは情報漏洩やデータの消失が生じる仕組みを理解し、その上で対策を立てる必要があります。

自社開発サービスへのトラブルの想定とその対策というと特殊に聞こえるかもしれませんが、その多くは普段あなたが使っているアプリやウェブサービスにも馴染みがあるものです。ここでは一例として、なりすましやアカウント乗っ取りといったサイバー攻撃について考えてみましょう。

あなたの SNS アカウントで他人にメッセージをやり取りされたら困りますよね。ネットバンキングにアクセスされてしまえば、あなたの資産が根こそぎ失われる危険もあります。自社サービスを提供する側に立つと、お客さんをこのような被害から守っていくことが求められます。防御策を講じるために、悪意ある第三者がなりすましや乗っ取りを行う手口を知る必要があります。

では、個人としてウェブサービスを使う場合にはどうでしょう。なりすましや乗っ取りを行う手口を知っておくと、どこに危険があるのかを具体的にイメージできるようになりますよね。これは日頃の生活で例えるなら、歩道を歩いていても車が近づいてきたらそちらに注意を向けられるようになる、といったことにも似ているかもしれません。つまり、個人にとってもサイバー攻撃の知識は安心感を高めることにつながるわけですね。

また、りもじいは社内情シスを務めた経験もあり、スタッフの IT トラブルのサポートや IT リテラシーの向上にも携わっていました。スタッフに対して IT について解説するためには、自分が感覚的に理解していることを、頭の中で整理して言語化する必要があります。言語化するということは、自分が何を理解しているかを理解することにつながります。つまり、社内情シスのような立場で人に教える機会によって一層 IT リテラシーを高めることができたというわけです。

りもじい

でもまだ、ここまでの説明では具体的にどう生活の安心が得られるかはイメージが湧きにくいですよね。ここからは、りもじい自身の経験を踏まえて IT リテラシーで生活の安心が高まった事例をお伝えしますね。

IT の経験で生活の安心が得られた実体験 3 選

パスワード管理の効率化で個人情報漏洩に対しての安心感が高まった

エンジニアとして長く働いた経験を通じて、パスワード管理の工夫はとても大切であることを実感しました。多様多種なシステムを管理しつつパスワードを安全に管理するには、記憶に頼ることは無理であると悟り、パスワード管理ツールを活用するなどの工夫が必須であると理解しました。その後、実際にパスワード管理ツールの安全な利用方法を学ぶ経験を積むことになりました。

この経験はプライベートでも活かされ、個人で利用する数多くのサービスのパスワードを安全に管理できています。危険性が高い、推定しやすいパスワードの利用や、複数のサービスでのパスワード流用を避けることで、プライベートの情報漏洩や資産喪失のリスクを過度に恐れずに様々なウェブサービスを便利に利用できています。

りもじい

今はさらに一歩進んで、パスワードだけに頼らない安全な方法も利用できるようになりました。シングルサインオン、二要素認証、パスキー、生体認証などといった方法ですね。そういったものが利用できるサービスであれば、りもじいも積極的に利用しています。

データのバックアップの徹底でデータ消失に対しての安心感が高まった

サービスを通じてお客さんのデータを預かる立場として、データ消失リスクとバックアップによる対策については深く考える必要がありました。リスクを効果的に抑えるためのバックアップ戦略を策定し、自動化ツールを開発して定期的かつ自動的なバックアップが徹底されるようにしました。

このようなバックアップの仕組みを構築した経験はプライベートでも助けになっています。りもじいにとっても、家族との思い出の写真、りもじい自身が制作したデジタルコンテンツなど、失われると悲しいデータは数多くあります。それらのデータは、パソコンの故障・紛失や作業ミスによる消失があることを前提に、信頼性の高いクラウドストレージに保存しています。失われたら買い直したり取り戻すことができない大切なデータを安全に管理できているという認識は、デジタルライフにおける大きな安心感をもたらしてくれています。

フィッシング対策の知識によって詐欺被害に対しての安心感が高まった

りもじいは業務でメール配信にも関わった経験から、メールセキュリティ、具体的にはメールにおけるなりすまし対策について学ぶ機会がありました。有名なフィッシングという手口がありますが、これは銀行や有名なサービスになりすましてメールや SMS で偽のウェブサイトに誘導し、パスワードやクレジットカード情報など個人情報をだまし取ろうとする詐欺のことです。特にメールにおいてこの詐欺が成り立つのは、メールが元々はなりすまし対策のない仕組みであったことに起因します。しかし昨今の詐欺被害の多さから、メール配信機能を提供するサービス側でも本格的になりすまし対策が施されるようになりつつあります。対策側に立っていたりもじいも、なりすましの仕組みやその対策を知る必要がありました。

りもじい自身、個人的なやり取りの多くは SNS を使うようになってはいますが、ウェブサービスの利用においてはメールで通知や案内が来ることも少なくありません。プライベートでのオンライン活動において、メールを無視するわけにはいかないのが現状です。

そんな中で経験と知識に基づく警戒心はとても助けになっています。送られてきたメールや SMS に対して「相手が偽物かも?」という認識が頭の片隅にあるため、突然送られてきた見慣れないリンクや添付ファイルは極力触れないクセが身についています。メールに関する業務経験が日々のオンライン活動の安全性確保に役立っているわけですね。

りもじい

本来はこのような警戒をしなくて良いようにメールや SMS の仕組みが改善されるのが望ましいのですが、残念ながらまだその状況にはありません。今は各自で防衛する必要があるのですね。

次のキャリアを切り開く IT エンジニアとしての経験

ここからは、エンジニアとしての経験があなたの未来の助けになるよ!という内容を、りもじいの実体験を通じてお話しさせてもらいます。

数々のトラブルを経て鍛えられた問題解決能力

20 年の IT の経験の中で、りもじいも数多くのトラブルに直面してきました。しかもその多くはどこに原因があるかがよく分からないものです。何か問題は起きている、しかし原因がどこにあるのかは分からない、こんな状況からスタートし、サービスの正常化を目指すことが求められました。そのような問題解決能力の 1 つとして鍛えられたのが、逆算思考と呼ばれる思考法です。

逆算思考とは、最終ゴールを先に設定し、そこに至るために必要なステップを逆に辿る思考方法のことです。

システムのトラブルを解消させてサービスを正常化させるには様々なプロセスが必要になります。細分化すれば 10 を超える多岐に渡る作業に対応せねばなりません。しかし、ここでうっかりいずれかのプロセスにハマってしまうとサービスの正常化という本来の目的達成が逆に阻害されかねません。

トラブル発生からサービス正常化までのプロセスの例

※ ナンバリングしていますが、必ずしもこの順番通りに実施するとは限りません。例のため、過不足もあることにご留意下さいね。

  1. トラブルと認知される事象の共有
  2. 対処が必要なトラブルであるかどうかの判定
  3. 監視データとの照合
  4. サービスとして生じる影響の明文化
  5. 実際にお客さんに影響している事象の特定
  6. 今後生じる影響の予測
  7. お客さんへの情報伝達
  8. 原因の究明
  9. 解決方針の策定
  10. 原因の除去や回避
  11. サービスの正常性の確認
  12. トラブルで生じた影響の最終報告
  13. 今回発生したトラブルに対しての中長期的な対応策の決定

サービス正常化が妨げられる事態を避け、最短ルートでのトラブル解決を目指す上で、逆算思考はとても重要な考え方でした。逆算思考で考えると、各プロセスはあくまでも手段であると位置づけられ、状況次第では一部のプロセスをスキップしたり後回しにする発想になります。これにより、特定のプロセスに全体の問題解決が阻まれる状況を回避できます。りもじい自身も経験を繰り返すことで思考力が磨かれ、かなり熟練して的確なトラブル対応ができるようになったと考えています。

逆算思考のさらなるメリット

逆算思考は、エンジニアがやり方を任されてスピーディにトラブル対応できるという点でも問題解決に有効に働きます。トラブル発生時、IT について詳しいことが分からない関係者が最も気にしているのは「今エンジニアたちがやってくれてることは最善なのか?」という点です。最善と納得できれば任せてくれますが、そこに疑問が生じるとやり方に対して口を出したくなるものですよね。

逆算思考によってサービス正常化という最終到達点までのストーリーをエンジニアが語ることができれば、納得感が高まって「じゃあ任せた」と支持を得ることができます。りもじいも IT チーム外への情報共有の際は常にこの点を意識してきたので、大半の場面ではやり方を任せてもらえました。問題解決もそれだけスピーディに進めることができたと考えています。

現在、りもじいはこの逆算思考を自身の情報発信にも活用しています。あなたは IT のキャリアに興味を持ちながらも、行動を起こすのに何かしらの不安を感じたり、「IT エンジニアを選ぶことにどんなメリットはあるの?」などの疑問を持ってらっしゃいますよね。りもじいは常に、そのような読者が不安や疑問を解消できることを最終到達点に掲げ、そこに至るために必要な情報をコンテンツに込めています。内容についても、結論→理由→りもじいの経験といった流れで伝えることで自然に理解が深まる事を心がけています。

ここでは分かりやすさから逆算思考を例に挙げましたが、IT エンジニアとして問題を解決する経験はその他にも様々な能力を高めてくれるため、IT 以外の多くのキャリアでも強い武器になります。りもじい自身もIT キャリアを歩んで良かったと実感しているのはこういった理由が大きいですね。

IT を活用した生産性の向上

IT エンジニアは、人が手掛けていた繰り返しの作業を自動化し、生産性を劇的に向上させることができる職種です。りもじい自身もプログラミングやシステム構築といった IT スキルによって業務効率化に努めてきました。

りもじいが現在デジタルコンテンツを制作する際も、この経験が活かされています。次のようなアプローチによって生産性が高まり、コンテンツの効率的な制作に役立っています。

STEP
繰り返し作業の発見

普段の制作活動を客観的に分析して、「同じこと繰り返してるな」と思うような作業をピックアップします。

例: ブログコンテンツ制作中の、AI を使った文章の校正や、記事で用いる挿絵の AI 生成

STEP
作業パターンのドキュメント化

繰り返し作業についてドキュメントに落とし込みます。これによって次回からは作業内容の是非について判断が不要になり、思考能力をクリエイティブな活動に集中させることができます。

例: AI を使った文章校正に用いるプロンプトはドキュメントからのコピペで完結

STEP
IT による自動化

ドキュメントに落とし込んだ作業について、IT で自動化可能な部分が発見できれば、その自動化も進めます。手作業そのものも無くすことができ、さらなる効率アップが可能になります。

例: ブログ記事を読み込ませると、見出しを抽出して画像生成 AI 向けのプロンプトを生成してくれる MyGPT を作成して、記事で用いる挿絵制作の時間を短縮

※ MyGPT は ChatGPTのような AI アシスタントを自分専用にカスタマイズできるツールです。特定のタスクに特化したアシスタントを作ることで、効率的に作業を手助けしてもらえるようになります。

IT 20 年の積み重ねから、「人がやるよりコンピュータにやってもらった方が良い作業はないか?」という意識は常に頭のどこかにあります。エンジニアとしての経験は、生産性を高める意欲の向上と、IT ツールの応用力の向上の掛け合わせによってその次のキャリアでの活躍を強力に後押ししてくれていると実感しています。

りもじい

このような意識やスタンスは、とある有名なプログラミング言語の開発者がプログラマーの美徳として「怠惰」と呼んでいるものです。りもじい自身は実体験から、 IT エンジニアに限らずあらゆるビジネスパーソンに大切にしてほしいと実感してます。詳しいことはこちらのエンジニアの学び方に関する記事にまとめました。興味を持った方はぜひご覧ください!

IT エンジニアのデメリットに関する Q&A

ここまで IT エンジニアというキャリア選択のメリットについて、りもじいの実体験も交えてお伝えしてきました。しかし調べてみると、「エンジニア やめとけ」、「エンジニア 後悔」などネガティブな考え方も目にするかもしれません。

ここからは、それらの意見や未経験者が抱く不安について、りもじいの見解と解決方法をお伝えしていきます。

IT エンジニア転職して後悔することになったらと思うと怖い…

後悔は避けることができるのでご安心を!

IT キャリアを歩む際のハードルを越えられるか不安な方には、後悔に対しての恐れもあるかもしれません。

キャリアに関する深刻な後悔は「もうこの先詰んだ」と思い込むことで発生するため、様々なシナリオとその時の対策を先にイメージすることで、後悔を避ける術を身につけておくことができます。

具体的な 6 つのシナリオとその具体策はこちらの記事にまとめていますので、気になる方はご覧ください!

勉強し続けねばならず大変らしいけど…?

意欲を持って効率的に学習することは可能です!

IT 技術の進歩は著しく、学習が必須という話はよく耳にしますが、際限なく学び続けなければいけないわけではありません。

技術の存在意義を理解して、効率性を重視した仕事のスタンスを意識することで、必要な時に必要な分だけ楽しく学習することができるようになります。

こちらの記事ではりもじい自身の経験をベースにまとめた学習方法を紹介しています。

未経験エンジニアは増えすぎてて飽和してるらしいけど…?

業界はあなたが IT キャリアに挑戦するのを待ってます!

IT 人材の育成施策がまだ発展途上であるため、経験不足のエンジニアがまだ多い状況から一部で「増えすぎ」という声が挙がることがあるようです。

しかし、官民挙げて IT エンジニアの教育施策の拡充は続いており、今後も IT 人材を増やそうという状況は続いていきます。あなたも興味があればぜひこの良い流れを活用して下さい。詳しいことはこちらの記事まとめたので参考にして下さいね!

エンジニアの給料は安すぎという話も聞くけど…?

スキルアップに伴う年収アップは期待できます!(経験談)

エンジニア全体の平均年収との比較、残業を加味した時間単価、また海外(特に米国)のエンジニアの報酬との比較から「エンジニアの給料は安すぎ」とする意見があるようです。

しかし、りもじい自身の経験と照らし合わせても、IT エンジニアは生産性を高める事が可能な貴重な職種であり、IT 人材もまだまだ不足していることから、年収を上げやすい職種であることは間違いありません。

こちらの記事では、IT エンジニアの年収の実態とその理由、年収の高め方や「安すぎ」の誤解を解く方法などを詳しくまとめています。気になった方はぜひご覧下さい!

エンジニア職で得る 3 つのメリットで安心の将来を築こう

この記事では、りもじいの経験をベースに IT キャリアの 3 つのメリットを解説しました。IT エンジニアとしてのキャリアによって、①実力に伴って高まる年収や働きやすさ②生活の安全性向上③次のキャリアでも役立つスキルが得られ、将来に対する安心感を与えてくれることをご理解いただけたのではないでしょうか。

りもじいも、長年にわたるエンジニアとしての経験を通じて、家族との生活を大切にしながら充実感をもって働く環境を手に入れました。そして、そのキャリアで得たスキルを活用することで、新たな活動に意欲的に取り組むことができています。

IT キャリアはあなたの将来をより安心で豊かなものに変えてくれる力を持っています。この記事を通して、エンジニアという職業への不安が払拭され、次の一歩を踏み出すキッカケになったのなら嬉しいです。

りもじい

この記事の Q&A 以外にもまだ不安が残っている方は次の記事もぜひご覧下さいね。IT キャリアへの不安を 7 つに分類し、それぞれの対策を解説しています!

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